出雲SOLARiE大社太陽光発電所

 

次世代の子どもたちのために、あるいは未来の出雲のために、 われわれは何が残していけるのだろうか。

アイ・ネットは、2017年10月にメガソーラー【出雲SOLARiE大社太陽光発電所】を開所しました。

「太陽の光という無限の力」をこの地に吸収し、新しい地域の活力へとつなげていく。

そんな思いからこの事業を計画しました。

新しい地域の活力に

環境に優しい再生エネルギーとか、固定買取制度に支えられた事業スキームといったいい面だけに甘んずることなく、我々が、アイ・ねっとが取り組むからには、必ずや「新しい地域への活力」に結びつく取り組みにしたいと考え、島根県の県有地利活用の公募に手を挙げ、提案が採択されました。

この事業を通して考えることがあります。
次世代の子どもたちのために、あるいは未来の出雲のために、
われわれは何が残していけるのだろうか。

振り返れば、北山は松枯れや楢枯れで、大きく荒廃した森林となっています。
山荒れは、我々が後世に残してはならない大きな課題です。

出雲の歴史とともに2000年にわたり造り育ててきた森林ですが、私たちはわずか一瞬で積み上げてきたものをふいにしようとしています。

故郷を護るためには、現世の私たちが1000年先を見据えた取り組みを行うことが不可欠です。

弊社は事業収益を活用し、「出雲SORARiE 1000年の森づくり」と称して、森林保全活動の支援に取り組んでいます。

枯損木の伐採や新植による造林を促進するために、島根県や出雲市と協定を結び、2016年度より収益の一部を森林保全活動に充てております。
対象地は北山山系(大社町)の市有林です。

緑と調和、夢と笑顔

また、障がい者就業支援の一環として、防草管理・清掃作業等については、土江和世理事長がお世話をなさるNPO法人サポートセンターどりーむに委託しております。

通年で、安定した就業ができるようにし、彼ら彼女らの「夢や笑顔」を支えていきたいと思います。

さらに、緑化による環境性向上と防草対策、防虫対策、エコファームへの取り組みなどを目的として、パネル間の通路全面にハーブ植栽を施しています。

管理および採取についてはサポートセンターどりーむに委任し、将来的にはハーブの出荷につなげております。

成長するとクローバーのような広がりを見せ、緑化グランドカバーが実現します。これにより夏場の温度上昇を抑え、発電効率の向上も期待できるようになります。

荒れた山林を取り戻したい気持ち、緑と調和する努力、夢と笑顔を支える思い。

私たちは、新しい地域のパワーとなりたい。と考えています。
「太陽の光の無限の力」SOLAR infinite ENERGY
出雲SOLARiEはそんな思いから命名した施設名です。

皆様や諸先輩方から教えて頂いた「思い」を受け継ぎ、次世代に伝え続け、20年後に「出雲SOLARiEがあったけん、まちが明るくなったよ。」と言っていただける、そんな会社を目指して社員・役員一丸となって力強く歩んでおります。

メガソーラー事業概要

発電所名出雲SOLARiE 大社太陽光発電所
(Izumo SOLAR infinite energy)
所在地島根県出雲市大社町中荒木2391
(島根県宍道湖西部浄化センター敷地内)
用地面積63,480㎡
発電事業者名アイ・ねっと株式会社
定格出力5,598.72kW
(単結晶太陽電池モジュール:270W×20,736枚)
システム出力4,410kW
(パワーコンディショナー:630kW×7台)
想定年間発電量5,561,378kWh
(一般家庭の年間消費電力の約1,300世帯分)
運転開始2015(平成27年)10月1日

 

 

※ 日経BP「メガソーラービジネス」に「出雲SOLARiE 大社太陽光発電所」に関する記事が掲載されました

https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/feature/15/302960/070900151/?ST=msb